■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子 3位決定戦 日本 ー スロベニア(日本時間2日、中国・寧波)

世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグ3位決定戦で、男子日本代表(世界ランク5位)が、スロベニア(同6位)にセットカウント3ー1(21ー25、28ー26、22ー25、22-25)で敗れた。2大会ぶりのメダル獲得はならず、4位で今大会を終えた。

スタメンはキャプテンの石川祐希(30)、セッターに深津英臣(36)、オポジット・西田有志(26)、アウトサイドヒッターに髙橋藍(24)、ミドルブロッカーに西本圭吾(27)、エバデダン ラリー(25)、リベロは山本智大(31)が起用された。

悲願のメダル獲得へ日本は第1セット、得点ランク4位の242得点を挙げている髙橋を中心に得点を重ねていくが、スロベニアも譲らず一進一退の展開が続いた。9-9の場面では西本が相手エース、207㎝のニック・ムヤノビッチ(21)をシャットアウト。チームを盛り上げるが、なかなか流れに乗れず競り合いが続いた。18-19から日本はサーブレシーブが乱れたところをムヤノビッチに決められリードは2点に。さらにクレメン・セン(24)とムヤノビッチのサービスエースで突き放され、第1セットを21ー25で落とした。

第2セット、交代で入った大塚達宣(25)が正確なレシーブとサーブでチームをけん引し、日本がリードを奪う。しかし、11-9から強烈なサーブで崩され連続失点し、同点に追いつかれた。それでも13-13からラリーがブロックアウトで得点を取り切ると、西田も続き連続ポイントで再び日本がリード。17-15の場面では大塚にチーム1本目のサービスエースが飛び出す。このプレーで流れは日本かと思われたが、スロベニアの粘り強い守備の前に20ー18から連続失点。デュースにもつれ込む大接戦となったが、26-26から西田が3枚ブロックをものともせずセットポイントを奪うと、最後は大塚が決め切りセットカウントを1-1のタイに戻した。

第3セットも互いに譲らない展開となった。日本は中盤、大塚と西田が連続でブロックされるなど5連続失点で、9-13とリードを奪われる。15-16と差を詰めた場面では、大歓声の中、石川がリリーフサーバーで登場。強烈なサーブで崩すと、山内がブロックに成功し同点に追いつく。しかし、18-19から髙橋がシャットアウトされると、ミスも重なり3点のリードを許す。日本は粘り強い守備を見せるが及ばず、22ー25でこのセットを奪われた。

後がなくなった第4セット、立ち上がりから髙橋がサービスエースを見せるなど日本は3連続得点。4-3からも宮浦健人(27)が得意のサーブで崩し3連続ポイントで日本がリード。10-8からは司令塔の深津がサービスエースを決めた。しかし、好調のムヤノビッチを止めきれず連続失点。11-11に追いつかれ再び接戦となった。13-13からもムヤノビッチに連続で決められリードされた日本。最後まで執念を見せボールに食らいついたが追いつくことはできず、スロベニアに敗戦。2大会ぶりのメダル獲得とはならなかった。

試合後チームトップの20得点を挙げた髙橋は「自分たちから難しい展開を作ってしまっていたし、自分自身が決めるところを決められなかったっていう部分がこの負けに繋がってる」と試合を振り返った。キャプテンの石川は「この決勝ラウンドで目指していたメダルが獲得できなく悔しいです」と正直な思いを口にした。

※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点】
髙橋 20点
西田 10点
大塚 9点
宮浦 6点
ラリー 5点
山内 4点
石川 2点
西本 2点
深津 1点
甲斐 1点