物価高に加え“リスク”も 政府・日銀ができることは…?
山内キャスター:
ただ、円安が止まらないと物価高が止まらないということは確実ですよね。
TBS報道局経済部デスク 片山薫 記者:
この円安は中東情勢や原油の影響もあるので、なかなか止まりにくいです。そのなかでさらに円安が進むと、物価高が続いてしまう可能性があります。
山内キャスター:
物価を下げるために、日銀・政府が何かできることはあるのでしょうか。
TBS報道局経済部デスク 片山薫 記者:
下げるのは難しく、上がりにくくするのが限界ではないかと思います。
為替の影響も含めて日銀にできることがあるとすれば、金利を引き上げていくことです。

金融政策決定会合のあと、日銀の植田総裁は会見で「金融緩和度合いの必要な調整が遅れると(物価が上振れする)物価の上振れリスクは顕在化する」と話していました。
「ある程度のペースでやっていかなければいけない」というメッセージは送りましたが、実際、為替はそれほど動いていません。「物価高を止められるのか」という不安はあるかもしれません。
山内キャスター:
この不安が膨らむと、さらにマーケットは変わっていくのでしょうか。
TBS報道局経済部デスク 片山薫 記者:
「円が弱いな」というのを見透かされると、円売りに持っていく“投機筋”と呼ばれる人たちの仕掛けにあう可能性があるので、現在もリスクが高い状況にあると思います。
南波キャスター:
これだけ物価がすでに上がっているなかで、さらにリスクもあると、生活していくうえで苦しい状況ですね。

国際情報誌「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
多くの品目の値上げが8月からあるわけですが、今回は割と値上げ率が高いです。20%~25%、ものによっては30%を超える値上げがあります。これまでは小刻みに数%の値上げが続いてきていましたが、今回の値上げは、生活により一層響いてくると思います。
==========
<プロフィール>
片山薫
TBS報道局経済部デスク 経済官庁を取材
円安で日々 給料が目減りしていると感じている
堤伸輔さん
国際情報誌「フォーサイト」元編集長
BSーTBS「報道1930」ニュース解説














