きっかけは「芸能人のまね」

調査の自由回答には、関西の芸能人のまねをしているうちに、書き言葉でも使うのが癖になった、という声がありました。テレビのお笑いで覚えた言葉が、SNSで文字になって広がった形です。ネット掲示板・2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の実況板で使われてきた「なんJ語」として使っている、という回答もありました。

また、ニセ方言を使う人のうち5割弱は無意識に使っており、論文はニセ方言の慣用化が進んでいると指摘しています。三宅名誉教授によると、「めちゃ」「めちゃくちゃ」のように全国に広まり、本人がもう関西弁と思っていない表現がある一方、「〜やけど」「行けへんわ」のような関西色の強い表現は意識して使われ、場の雰囲気やノリの良い会話のリズムをつくっているといいます。