太平洋戦争の激戦地・フィリピンで亡くなった日本人の遺族らが現地を訪問し、慰霊式典に参列しました。

ミンダナオ島・ダバオでの慰霊式典には、沖縄から訪れた遺族らおよそ30人のほか、地元の日系人らが参列しました。ダバオでは、1万人を超える日本人が戦争で命を落としたとされています。

沖縄県ダバオ会 上原清 顧問
「力尽きて歩けなくなっていく、そういう方々がたくさん置き去りにされた経緯があるんです。そういう方々が、いまでも脳裏から離れない」

安里勝さん(90)
「お父さんとおじさんと、きょうだい2人がこっちで亡くなって。自分たちが苦労したようなことは、みんなにしてもらいたくない」

慰霊訪問は今年で58回目で、遺族らは「戦争の歴史を語り継ぐため、できる限り続けていきたい」としています。