7月15日、大阪市大正区の海に浮かぶ台船の上で53歳の女性の遺体が見つかった殺人事件で、女性と同居していた夫が付近の海域で遺体で見つかっていたことが、捜査関係者への取材でわかりました。また、女性の夫名義の車も女性が見つかった現場付近に残されていたということで、警察は事件との関連を調べています。

7月15日、大阪市大正区鶴町にある「なみはや大橋」の下の海に停泊していた資材などを載せる台船で、港区のアルバイト・横関真由美さん(53)が遺体で見つかりました。

警察によりますと、横関さんは薄緑色の寝間着を着ていて、両足を骨折していたほか、顔にうっ血があり、首の皮膚が変色していました。

司法解剖の結果、横関さんの死因はひものようなもので首を圧迫されたことによる「窒息死」で、15日午前0時ごろに死亡したとみられています。

警察は、こうした遺体の状況から何者かが横関さんを殺害したと断定し、殺人事件として捜査していました。

警察は横関さんと同居していた夫と連絡が取れていないことから、何らかの事情を知っているとみて行方を捜査していましたが、捜査関係者によりますと、現場付近の海域で夫の遺体が見つかったということです。

また、横関さんの遺体が見つかった現場近くに、夫名義の車が放置されていたこともわかりました。

横関さんは、遺体で発見される3日前の7月12日の夜に、同僚が勤務先を退勤するのを確認したあと行方が分からなくなっていたということで、警察は横関さん夫婦が死亡した経緯やトラブルの有無などを慎重に捜査しています。