屋内の熱中症危険スポット(1)リビング
<屋内熱中症の原因「緊張からの解放」>
過去の調査によると、住居内で最も熱中症の発症が多い場所はリビングだそうです。熱中症の症状が現れる原因の1つが「緊張からの解放」。暑さによるダメージや疲労が回復しないまま徐々に溜まっていくことを「熱ストレス」と言います。連日の暑さなどで熱ストレスによる疲労が溜まっていると、家に帰って緊張から解放された時に熱中症の症状が出ることがあるのだとか。熱ストレスによる熱中症発症は、ダメージ量が大きく関係しており、発症は暑熱順化の程度、筋肉の多少、睡眠不足、疲労など様々な要因で変わるそうです。
<屋内熱中症の原因「エアコンの設定温度」>
エアコンの機種が古い、フィルターの掃除が不十分などで、設定温度まで冷やすことができないことがあります。また、部屋の中で「冷えやすい場所」と「冷えにくい場所」のムラが発生することも。すると、自分のいる場所がエアコン設定温度よりも高くなり、熱中症を発症することがあるそうです。
<屋内の熱中症予防ポイント>
大事なのは、温度計を置いて自分のいる場所の温度を管理すること。先生によると、湿度も測れる温度計がベスト。湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、身体に熱がこもって熱中症のリスクが上昇してしまうのだとか。熱中症を起こさない最低ラインは、温度28℃以下、湿度40〜60%。一番過ごしやすい28℃以下の温度を見つけて、設定温度を調節しましょう。エアコンで適切な温度と湿度にできれば、外出などで溜まった熱ストレスも軽減できるそうです。
<熱中症を引き起こすエアコンのトラブル>
温度の数値だけを見て、冷房と暖房の表示に気づかないと冷暖房の切り替えミスを起こしてしまうことがあるそうです。しかも、年を重ねると皮膚にある温度センサーが衰えるので、切り替えミスを起こしても暑さに気づきにくいのだとか。そのため、一人暮らしの高齢者などは家族などがチェックして、エアコンの効き具合も見る必要があるそうです。
<リビングでのエアコンの賢い使い方>
エアコンのフラップを水平にし、冷気を出すようにします。冷気は下に落ちてくるので、下に溜まった冷気をサーキュレーターなどで上げます。部屋の空気を攪拌することで温度のムラを解消し、節電にもつながるそうです。エアコンの風が寒く感じる場合は、シャツを羽織ったり靴下をはいたりして調整しましょう。














