駅周辺の大型ホテルで「スター型観光」への期待も…
去年3月から富山駅前では「JALシティ富山」「ヴィスキオ富山」が相次いで開業するなど来年春の北陸新幹線の敦賀延伸を見据えホテルの開業ラッシュが続いていますが、富山の観光の特徴について専門家は…

北陸経済研究所 藤沢和弘さん:
「スター型、星型という観光ですよね。富山の駅を中心にして星状にいろんなところに行って帰って休んで次の土地に行くっていうような人の流れ」

専門家は富山県での観光の形について富山駅を拠点に立山アルペンルートや五箇山などの観光地へ行く「スター型観光」だと分析。駅周辺の大規模ホテルの開業で宿泊者が増えることによる経済効果は駅周辺にとどまらないと指摘します。

北陸経済研究所 藤沢和弘さん:
「来る人自体を増やしてく力があの辺のホテルにはありますから、とういうは会員組織が世界中にしっかりありますので、そういうお客さんを誘導することもできますので、そうなると全体のパイが、富山の観光地を訪れて泊まる人の全体のパイが多分増えていくと思う」さらに世界ブランドのホテルが加わることで外国人富裕層によるインバンド需要が期待できるといいます。

北陸経済研究所 藤沢和弘さん:
「中国のお客さんなんて、すごい北陸好きな人多くて、中国本土になくなったものが北陸に残っている。たとえば鋳造技術みたいなものとか紙すきだとか。」「お金持ちがきて1泊2泊してくれることによって、まったく素通りの経済効果とは全然違うレベルが落ちますんで、ブランドホテルがくるというのは地域全体にとっていい影響はあると思います」

ホテルの開業ラッシュが続く富山駅前。駅前のみならず県内全体の観光地の活性化に期待が高まります。富山進出の理由についてヒルトンの代表者は…。
ヒルトン日本・韓国・ミクロネシア地区
ティモシー・ソーバー代表:
「富山は立山黒部アルペンルートや金沢など魅力的な観光地が近い。高級ホテルのマーケットに大きなチャンスがあると信じている」















