京都市で、昼夜を問わず大音量でラジオを流すなどの騒音を出し続け、近隣住民の男女4人にうつ病や不眠症など傷害を負わせたとして、警察は61歳の男を逮捕しました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、京都市西京区の無職・横井一憲容疑者(61)です。

警察によりますと、横井容疑者は京都市西京区の自宅で昼夜を問わずに大音量でラジオを流したり、ギターを弾くなどしたりして騒音を発生させ、近隣住民の男女4人に精神的苦痛を与えて、うつ病や不眠症などの傷害を負わせた疑いがもたれています。

被害にあったのは、49歳から80歳の男女4人で、長期間にわたる騒音により以下の症状を訴えているということです。

(1)80歳男性:うつ病エピソード・不眠症(2019年ごろ~今年7月ごろまでの間)
(2)76歳女性:睡眠障害(2019年ごろ~今年7月ごろまでの間)
(3)67歳女性:うつ状態・不眠症(2019年ごろ~今年7月ごろまでの間)
(4)49歳女性:耳鳴症(去年4月ごろから今年7月ごろまでの間)

〇騒音は約9年前から…
2017年ごろから、近隣住民から警察に何度も騒音について通報があったということです。そのたびに警察は男性に指導・警告を行っていて、一時的に収まるものも、すぐに騒音は再開されていたということです。

横井容疑者は警察の取り調べに対し、ラジオやギターを鳴らしていたことは認めていますが、傷害を負わせた犯意(犯罪の意思)については「間違っています」と話しているということです。

自宅から押収されたギターは40台以上に上りました。

警察は今後、動機や詳しい経緯などを調べることにしています。