100年の歩みを振り返る「新千歳空港」の歴史と未来

新千歳空港の「新」という名称は、1988(昭和63)年7月20日に新千歳空港が開港してから現在のターミナルビルが完成するまでの4年間、旧空港と併用された際に両者を区別するために付けられたものだった。
1926年に約150人の住民が手作業で着陸場を整備してから、今年でちょうど100年。その歴史の中には、太平洋戦争時の北海道空襲で奇跡的に分厚い雲に覆われ爆撃を回避したことや、戦後の米軍占領、冷戦下における自衛隊との滑走路共用と頻発するスクランブル発進など、数々の試練があった。
広大な北海道において札幌周辺ではなく千歳に空港が建設された背景には、平坦な地形、降雪量の少なさ、そして年間を通して飛行に適した風向きといった気象・地理的優位性があった。
住民の素朴な「飛行機が見たい」という熱意から始まった小さな着陸場は、100年の時を経て年間2000万人が利用する一大拠点へと成長を遂げた。平和と安全のありがたみを感じさせるとともに、次の100年へ向けてさらなる変化と発展が期待されている。














