なぜ少ない?歴代総理と比較し少ない高市総理の出席時間

高柳キャスター:
衆議院の予算委員会の集中審議における「歴代の総理の出席時間」を見ますと、菅、岸田、石破前総理が平均30時間ほど出席している中で、高市総理の出席時間は14時間とかなり少ない数字となっています。
【衆院予算委・集中審議の総理出席】
菅義偉:27時間(5回)
岸田文雄:32時間(6回)2022年
29時間(5回)2023年
33時間40分(7回)2024年
石破茂:41時間(8回)
高市早苗:14時間(3回)
※2021年~25年は通常国会、2026年は特別国会(きょう時点)で集計
必ずしも出席しなければいけないものではありませんが、他の総理と比べてここまで少なくなっているのはなぜでしょうか。
TBS政治部 川瀬善路 与党キャップ:
集中審議とは、与野党の国会で法案を進めていく上で、ある種カードとして使われることが多いです。そして、停滞打開をするために、野党としては総理に出てきてもらい、直接正す場を作るというようなことがあります。
現時点で衆議院では、自民党、日本維新の会などの与党で議席数の3分の2を占めているため、政権与党としては強気な政権運営ができるということ。
それから、今の政権に限らずですが、集中審議で追及されている場面が繰り返し出ると、政権の支持率に影響を与える可能性があるため、積極的に出たがる政権というのはあまりないという現状があります。

井上貴博キャスター:
日本の国会は海外と比べると総理が国会に縛られる時間が多いと言われています。予算委員会が多くなり、党首討論が少なくなって形骸化していくという現状です。
委員会出席をもう少し整理してでも、党首討論など議論を戦わせる機会をふやし、我々が見ることができる場を制度として増やしてもいいのかなと思います。
「The HEAD LINE」編集長 石田健さん:
例えばチームみらいは声を上げていますが、国会の効率化ということで「タブレットを持ち込みましょう」といった話はずっと出ています。
そして、我々自身も当たり前のものとして受け取っている、ある種予定調和の決まった議論。この非効率な運営などに問題があると感じます。
国旗の話、皇室の話、副首都の話などが出ていますが、果たしていま我々が本当に問いたい議論はそこなのかも含めて、もう少し芯を食った話をしてほしいというのが率直なところですね。
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<プロフィール>
川瀬善路
TBS政治部与党キャップ
高市総理の元番記者
2度の政権交代や令和への改元などを取材
石田健さん
ニュース解説メディア「The HEAD LINE」編集長
鋭い視点で政治・経済・社会問題などを解説














