民泊×地元ホテル!「街ぐるみ」で取り組む新たな朝食連携

新ひだか町で民泊として活用されるマンションの外観

先月、慢性的にホテルが不足する新ひだか町でも、新たに民泊を始めました。改装したのは、空き家だったマンションの一室です。

民泊としてリノベーションされた広々とした3LDKのリビング

コハビホーム酒井聖平統括部長
こちら3LDKの部屋、この広々としたリビングが特徴でして、みなさんでくつろいでいただいています。

1室1泊=1万1000円からで、2人目以降は1人あたり5000円を追加。最大4人で利用すると2万6000円で泊まることができます。何と言っても特徴は、朝食です。

インタビューに答える静内エクリプスホテルのスタッフ

静内エクリプスホテル山崎優菜さん・伊藤美恵子さん
泊まっていただいて朝食はうちのホテルということでありまして。みなさん喜んでいただいています。

民泊客は、徒歩5分ほどの距離にあるホテルの展望レストランで朝食が食べられます。

地元のお母さんが作る、茄子の煮物などおよそ80種のバイキングで、楽天朝ごはんフェスティバルの北海道地区大会で2017年から2年連続で1位に輝くなど数多くの賞を獲得しています。

地元食材を使用した約80種類の絶品ホテル朝食バイキング

コハビホーム酒井聖平統括部長
ホテルの朝食が食べられるというのが嬉しいと予約する人もいますし、(SNSで)ホテル朝食おいしかったというコメントを見ると喜んでいただけたと嬉しくなる。

新ひだか町における空き家数の推移を示すデータ画面

新ひだか町の空き家は増加傾向で、2023年度の調査では659戸あり、7年前から16%も増えています。(2016年度・570戸)高齢化で離農する人が増えているのも大きな要因です。

空き家活用について語る新ひだか町生活環境課の小野和寿課長

新ひだか町保健福祉部生活環境課・小野和寿課長
(空き家を)観光ですとか、宿泊ビジネスだとかをうまく転換してですね。活用されていればこの課題となっているものも改善されます。

一方、ラベンダーも見頃を迎え、観光シーズン真っ只中の美瑛町です。
ことし1月にオープンしたのが、築およそ60年の空き家を改装した1日1組限定の1棟貸しの宿。外観はどこにでもありそうな2階建ての住宅ですが…。

美瑛町の1棟貸し宿「UbakuVilla宇莫別荘」のリビングと馬舒適オーナー

UbakuVilla宇莫別荘・馬舒適オーナー
「こちらはリビング。ここから外の景色もきれいに見えている。ここに100インチのプロジェクターがあって客が映画見たり楽しめたらなと」

建物の中は築60年とは思えない、おしゃれな空間に。リビングのほかにも、ベッドルームは4部屋あり、最大10人まで宿泊することができます。

改装前の使い古されたキッチン

使い古されたキッチンも…

リノベーションにより最新のシステムキッチンへ様変わりした様子

何ということでしょう、広々とした最新のシステムキッチンに様変わり!
食事の提供はありませんが、調理器具や食器なども完備されていて長期滞在にも対応しています。

美瑛町へ移住し空き家宿を経営する中国人オーナーの馬舒適さん

語学留学をきっかけに日本が好きになり、6年前に移住した中国人オーナーの馬(ま)さんは、家の古さに魅力を感じています。

昔ながらの重厚感を活かした部屋の雰囲気を語る馬さん

馬舒適オーナー
新築にはない昔の重厚感が僕にとって大事なポイント。今後は美瑛もそうですし北海道の中でさらに空き家の活用を広げていきたいと思っている。