■直面する人手不足

AIなどが悩みを相談できる手段として広がる時代になっても、人が人の痛みを受け止め、語りかける「いのちの電話」の空間は求められ続けています。

しかし、全国的に相談員不足が叫ばれ、山形でも相談員の確保が大きな課題となっています。現在の相談員は50代以上が多く、最も多いのは60代。年齢や自身の病気、家族の介護などを理由に辞めざるを得ない人も多いのが現状です。

命を救うシステムが、一部の志ある人々の善意に支えられている。この事実は、私たちが目を背けてはならない社会の現実です。

次回の相談員募集は今年の9月1日から来年の2月まで行われる予定です。社会全体でこの活動に関心を持ち、支援の輪を広げること、公的な支援を充実させることが求められています。