■厳しい研修を自費で受講、無償で寄り添う人々
これほどまでに重い相談に応じる相談員たちですが、約100人在籍する全員が無償のボランティアとして活動しています。しかも、約1年半にも及ぶ事前研修を自己負担の自費(2万4千円)で受講し、認定を受けなければなりません。運営費のほとんども寄付によって賄われています。


彼らを突き動かしているものは何なのでしょうか。伊藤事務局長は「仕事を持った方もいますし、退職されてから参加される方もいます。人の役に立ちたいという思いで来られる方が多いと思います」と話します。

ある女性相談員は、活動を始めたきっかけと自身の思いをこう打ち明けます。 「大きなきっかけは仕事を退職したことです」
「自分自身も、やっぱり一人で孤独で悩むときもあったので、『あなたは一人じゃないよ』『私がちゃんと聞いてあげているよ』というサインを送れたらいいなと思いながらお話ししています」















