■年間7000件超の悲痛なSOS 1割が「自殺」相談

山形いのちの電話は年中無休で、毎日午後1時から午後10時まで相談を受け付けています。昨年の相談件数は7039件に上り、そのうち自殺傾向のある深刻な相談は679件と全体の約1割を占めました。

事務局長の伊藤利彦さんは、日々の相談についてこう語ります。「生活が苦しい、将来が見えない、家族との関係がうまくいっていない。また精神的なものも含めて、病気の方などからお電話いただいている」

データ上でも最も多い相談内容は「精神」に関わるもので、次いで「人生」「家族」「対人関係」と続きます。現代社会が抱える闇が、この一本の電話線に集中しているのです。