長崎の歴史や文化について学びその魅力を発信できる人材を育てようと長崎大学では、ことしから「NAGASAKIクエスト」という新たな取り組みを始めました。

ジャパネットたかたの創業者である高田 明さんの支援を受け始まったこのプロジェクト長崎の新たな魅力創出や地域活性化につながる提案を参加した学生たちが行う「成果報告会」が11日、行われました。

プレゼンを行う石田 悠人さん:
「まずみなさんに一つ質問があります。旅行の日が雨だったらみなさんはどう思いますか?雨を目的とする新しい長崎観光」

「平和」や「潜伏キリシタン」などをテーマにしたツアーに参加した長崎大学の学生がそこから着想を得た長崎の魅力創出につながるアイデアをプレゼンする「NAGASAKIクエスト」。提案・支援したのは高田 明さんです。

ジャパネットたかた創業者 高田 明さん:
「僕自身が一番思っている、人間の生き方は、何事にも関心を持って人生を過ごすことがすごく大事だと思っているんですね」

高田さんを特別審査員に招き行われた「成果報告会」
49の応募の中から事前審査を勝ち抜いた9チームがプレゼンに臨みました。

最優秀賞に輝いたのは…

最優秀賞 牧山 真太朗さん(長崎大学 大学院):
「あなたのスマートフォンの中にある、長崎で撮った1枚の写真を思い浮かべてみてください」

観光地などの写真を集め、そのデータを用いてAIで3Dモデルを作成するプロジェクトでした。

牧山 真太朗さん:
「完成したモデルはVRコンテンツなどとして公開し、世界から長崎を体験してもらい、実際に訪問へとつなげます」

最優秀賞には48万円が、優秀賞の3チームにはそれぞれ24万円の報奨金が授与されました。

牧山 真太朗さん:
「まさか最優秀賞獲れると思っていなかったので感極まっています、大学院を卒業したらおそらく長崎を出ることになると思うので、その先で(長崎の)魅力を拡散できるような取り組みができたら楽しそうだと思います」

高田さん:
「長崎で4年間大学過ごしても、長崎のどこも知らなかったと卒業するのではなくて、実際に回ってみてその知識が社会人になったときに発信力としてすごく影響を与えるんじゃないかと、そういう若者を育てたい思いで企画を提案したんです。
関心を持つきっかけを作ったと、これが2年、3年ときっかけでもってすばらしい社会人になっていくことを願っています」

学生のプレゼンを聴き、高田さんは次回以降の開催にも意欲を見せていました。

報奨金の使い道について最優秀賞を受賞した牧山さんは「ピラミッドの研究をしているのでエジプトへの旅費として使いたい」と話していました。

※記事中の高田 明さんの漢字「高」は正しくは「髙(はしごたか)」です。