暖かい「やませ」
三重大学大学院 天野未空さん:
「言うなればこの温かい海の影響を受けて『暖かいやませ』に。今までだったら冷害をもたらすやませが、むしろ夏の暑さをやわらげる、涼しさをもたらすくらいのやませになっている」

海洋物理学が専門の東北大学、杉本周作教授は、北海道沖から千葉県沖まで南北に海水温を調査した結果、従来から大きな変化が見られたと指摘します。
東北大学 杉本周作教授:
「(福島沖の)北緯37度付近は海の中までとても温かい。これは南の黒潮続流と呼ばれるような亜熱帯の水が徐々に入りだしてきていて、こんなにもいま、海の状態は福島から宮城県沖で変わり始めているというデータになります」

三陸沖での集中観測は、全国の大学が携わり去年から行われているもので、研究者たちは海水温の高さが異常気象や水産資源にもたらす影響を明らかにしたいとしています。














