冬の寒さが厳しい愛媛県西予市の大野ヶ原小学校では、少し遅れて17日、3学期がスタートしました。

標高1160メートル、四国カルストの西に位置する全校児童6人の大野ヶ原小学校では、冬の寒さが厳しいため、夏休みを短くする代わりに冬休みを1週間長く取っています。

3学期初日の17日は、道路に雪が残る中、児童たちが元気に登校しました。

女子児童「冬休みはそりをして遊んだり雪合戦をしたりして遊びました」
男子児童「冬休みが長くて雪で遊べる時間がちょっとだけ伸びるので嬉しいです」
女子児童「けさは寒かったのでもっと布団の中にいたかったです」

けさ7時半ごろの気温はマイナス2度。
登校した児童たちは廊下にあるストーブの周りに集まり暖を取っていました。

このあと始業式が行われ、1人ずつ「新年の誓い」を発表しました。

女子児童「私の新年の誓いは『考える力』です。考える力をつけて立派な5年生になりたいです」
女子児童「誓いは勉強です。国語の漢字が苦手なのでもっと勉強をしてできるようになりたいからです」

大野ヶ原小学校では3学期にスキー学習を行うなど冬の寒さを楽しんだ後、春には6年生1人が卒業し、新たな1年生を迎える予定です。