愛媛県内の水泳界をリードするコーチの男が教え子の少年に性的暴行を加えたとして、準強制性交などの罪で起訴されていたことがわかりました。
男は、県の部活動指導員も務めていました。

準強制性交と準強制わいせつの罪で起訴されたのは、愛媛県内のスイミングクラブでコーチを務める40代の男です。

起訴状などによりますと、男は去年8月、2回にわたりスポーツ施設の会議室や機械室で教え子の少年に対しマッサージを装い性的暴行を加えるなどしたということです。

関係者によりますと、男は愛媛県内の水泳界をリードする指導者の1人で、複数の選手を全国優勝に導くなど実績が高く評価されていました。

また、県の部活動指導員を2018年度から務めていて、学校の水泳部の指導や引率も行っていました。

県教育委員会は「今回の事件は言語道断だ」とした上で、「研修を通して法令順守の指導をし再発防止に努める」と話しています。