死者・行方不明者63人を出した2014年の御嶽山噴火災害の被災者家族と気象庁の長官が初めて意見交換を行いました。

意見交換は、気象庁で開かれ、被災者家族などで作る山びこの会の14人と気象庁の野村竜一長官などが出席しました。

(山びこの会事務局代表・シャーロック英子さん)「共に協力し合いながら、これからの火山防災のための新しい道を進んでいけたらと思います」

死者・行方不明者が63人に上り、戦後最悪の火山災害となった、2014年9月の御嶽山噴火。

噴火警戒レベルの引き上げを気象庁が怠ったなどとして、遺族などが国と県に損害賠償を求めた裁判では、当時の判断の違法性が認められず、2026年1月に原告の敗訴が確定しました。

裁判の終結を受け、初めて実現した意見交換。

冒頭を除いて非公開で2時間余りに渡って行われ、被災者側からは、警戒レベルを据え置いた判断を改めて問う質問が相次ぎ、野村長官は、「当時の知見で精一杯やった」などと述べ、理解を求めたということです。