客足戻りつつあったのに…「二次被害」の現実

事件現場となったホテル(2023年7月)

ホテルの運営管理者の男性
「今なお、売り上げや客数は事件前の半分以下…ずっと赤字が続いている」

事件現場となったホテルは、外見上は事件前の姿に戻ったかもしれない。しかし、経営状態はまったく回復せず、3年たった今も尾を引いている。新型コロナウイルスの猛威がようやく収まり、客足が戻りつつあった矢先だった。

当時は、「一日も早く営業を再開したい」と、何度も警察に掛け合った。何とかして経営を立て直さなければならないという思いがあった。

事件発覚時の現場(2023年7月)

犯行現場となった部屋は、特殊清掃を行い、お祓いもした。そして、約3週間後には、現場の部屋があった2階部分を閉鎖した状態で、営業再開にこぎつけた。しかし、現実はあまりにも厳しいものだった。

ホテルの運営管理者の男性
「このような事件が起きて、お客さんが来るわけがないとも思った」