次々問題が浮上する福岡県議会 来週にも聞き取り調査へ

藤森祥平キャスター:
総額2000万円以上の金銭を渡していたという吉松元議長による証言がありました。

告発された幹部らは否定していますが、江藤元副議長も現金を支払ったと明らかにしています。

小川彩佳キャスター:
福岡県議会をめぐっては、ほかにも問題が報じられています。

(1)高額な「海外視察」
2023年度~2025年度の3年間で計25回の海外視察が行われ、総額2億8500万円と高額な公費が投じられました。
しかし、報告書では視察の「具体的な内容」の記載はなく、どのように県政に活かされたのか不透明な状態です。

(2)「ワンヘルス」事業
福岡県の条例にもなっている「人と動物の健康」と「環境の健全性」を一体的に守る考えの「ワンヘルス」というものがあります。

県議会と県が多額の公費を投じて推進しているもので、この「ワンヘルス」をライフワークに掲げているのが、“県議会のドン”こと蔵内議長です。蔵内議長は世界獣医師会の会長も務めています。

蔵内議長が県に対して事業予算の確保を働きかけていたことを示す内部資料もあり、関係者の間ではワンヘルスなら「何でも予算がつく」とまで言われてきました。

小川キャスター:
議長ポストをめぐる金銭受け渡しについて、福岡県議会は早ければ来週にも全議員を対象に、外部の有識者による聞き取り調査を行うとのことです。