議長は1000万円、副議長は500万円…。議会のポストをめぐり、金銭を渡した疑惑が持ち上がっている福岡県議会。その証拠とされる音声データが公開されましたが、現金を受け取ったとされる幹部は「よく似ているが、本当に記憶にない」と全面的に否定しています。

元議長「人の弱みにつけこんだ“カツアゲ”」高額の金銭授受か

発端は、かつて自民党県議団に所属し、議長を務めた議員からの告発でした。

福岡県議会 吉松源昭元議長(7日)
「上司に逆らえない、人の弱みにつけこんだ“カツアゲ”、あるいは、みかじめ料的な要求だったと」

2020年から1年間、福岡県議会の議長を務めた吉松源昭議員。
吉松氏の説明によると、議長に就任するまで5回にわたり、自民党県議団の幹部少なくとも5人に約2000万円を渡したというのです。

福岡県議会 吉松源昭元議長
「自民党県議団の中で冷遇をされないためには(現金を支払う)という認識」

吉松氏によると、最初に金銭を求められたのは2018年12月。当時、自民党県議団の会長だった原口剣生議員から幹部らが参加するゴルフ代として、550万円を要求されたといいます。

福岡県議会 吉松源昭元議長
「これに応じなければ冷遇される。議長に限らず、議運の委員長などのポストもあるが、そういったものから外されるだろうなという思い」

原口氏はこれを否定しています。

議長就任に1000万円、副議長就任には500万円を支払うことが慣例になっていたと説明する吉松氏。

福岡県議会 吉松源昭元議長
「(2019年10月当時)中尾自民党県議団幹事長だったと思うが、1000万円を16日に持参するように指示され」

このときの中尾氏とされる人物との会話が残されていました。