「車いすは、歩行困難な動物にとって『もう一度歩く喜び』を与えてくれる大切な存在」

――今からフィッティングですけど、どうですか?

広島国際大学 上間さん

「緊張しています」

2026年2月下旬。ついに車いすが完成しました。ハーネスの位置などをミリ単位で調整し、いよいよ装着です。

広島国際大学 山田講師
「動きたい」

必死に足を動かすキラちゃん。飼い主も「おいで!」と声をかけます。

しかしこの日、自力で歩く姿を見ることはできませんでした。

飼い主 山村純子さん
「まだ慣れてないので実際に歩くことはできなかったが、散歩が元々好きな子なので、その光がちょっと見えたような気がして楽しみ。心から感謝します。ありがとうございます」

学生たちのキラちゃんへのサポートは始まったばかりです。

広島国際大学  上間さん
「これから慣れて実際に装着するにあたっての改善点も見えてくると思う。今後も向き合っていきたい」

広島国際大学  前田さん
「会話が困難な人もいる。コミュニケーションの取り方を動物から学ぶことだってある。今後に生かしていきたい」

飼い主の山村さんによると、その後キラちゃんは体調を崩してしまい、今は歩く練習をお休みしています。キラちゃんの体調を見ながら、車いすの練習を始めていくということです。

飼い主 山村さん
「車いすは、歩行が困難な動物にとって『もう一度歩く喜び』を与えてくれる大切な存在だと思います。これからも、多くの動物たちが車いすによって自分らしく生きる喜びを得られることを願っています」