もうすぐやってくる、花粉シーズン。今年の花粉はいつ頃から?量は?気になる花粉症対策もあわせて解説していきます。
スギ花粉過去10年で最大!?関東はヒノキ花粉も多く飛散期間が長くなる可能性も

ホラン千秋キャスター:
いよいよこの季節がやってきました。まずはスギ花粉の飛びはじめ予想です。
<スギ花粉各地の飛びはじめ予想>
福岡:2月8日
高松:2月14日
広島:2月16日
大阪:2月22日
名古屋:2月23日
松本:3月1日
東京:2月11日
金沢:2月22日
新潟:2月28日
仙台:2月24日
秋田:3月7日

環境省が去年の11月から12月にかけて調査した「スギ雄花花芽調査」によりますと、関東・北陸・中国地方ではスギの雄花についている花粉の量が過去10年間の最大値を超えました。そのためこれらの地域では春の花粉飛散量が極めて多くなる見込みだそうです。

さらに関東ではヒノキの雄花についている花粉の量も大変多かったそうです。ヒノキ花粉はスギ花粉より1か月ほど遅れてやってくるので花粉の飛散期間が長くなる可能性もあります。なぜ花粉の量が多くなるのでしょうか。気象予報士の手塚悠介さんによりますと『去年の夏、気温が高かったことが影響している』ということです。
手塚悠介気象予報士:
花粉の飛散量は、その前の夏の天候にかなり影響を受けます。気温が高くて日照が多いと花粉が多くなる傾向にあります。特に6月7月が影響すると言われていて、振り返ると去年6月は異例の梅雨明けの早さで、関東では気温40度を超えたこともありました。