2027年3月にリニューアルされる長崎原爆資料館の展示内容の検討が、大詰めに差しかかっています。市民団体は6月30日、解説パネルの原稿案の見直しを申し入れました。

「大虐殺」か「事件」か…表記巡り波紋

申し入れたのは、「世界に伝わる原爆展示を求める長崎市民の会」です。長崎市は、展示解説パネルの原稿で、旧日本軍による中国・南京での加害について、現在の展示では「大虐殺事件」としている記述を、多くの教科書にならい「南京事件」とする案を示し続けています。

これについて、中国外務省が反発するなど波紋が広がっていて、会では、改め長崎市の考えを質し、被爆地・長崎の訴えが世界の人々に届くよう見直しを申し入れました。