少子化などを受け、県立高校の再編整備を検討してきた長崎県教育委員会。6月30日、その計画案を県議会に報告しました。将来的には現在54校ある全日制高校が、30~40校程度になることが見込まれるということです。

長崎県教育委員会 前川謙介教育長:
「再編の内容は今から高校に入ってくる子供たちにとってはキラキラ輝くものにしていきたい」

少子化やデジタル化の進展など社会変化に対応するため、県教育委員会は、2025年から有識者などによる協議を通じて、県立高校再編整備を検討してきました。
県教委によりますと、2025年度の県内の中学卒業者は約1万1500人で、15年後には7000人あまりまで減少すると見込まれています。
6月30日に報告された計画案では、生徒のニーズに合わせた学習環境の確保や部活動の制約を避けるため、1学年4学級以上を目安とすること・1学年8学級を超える大規模校を設置することなどが示されました。
一方、離島地域は、地域の実情などを踏まえ柔軟に検討するとしています。

高校教育課 田代賢司ながさき次世代高校創生室長:
「将来的な県立高校のあり方を想定した場合、現在の県立の全日制高校54校が、あくまでも目安ではございますが、30校から40校程度になると見込んでおります。」
この計画案に対し、委員からは今後の進め方について質問が出されました。

前田哲也委員:
「最終的に30か40になるかもしれないという話は出ていましたけども、できるところから再編がスタートしていっていいという理解でいいんですか。」

高校教育課 田代賢司ながさき次世代高校創生室長:
「今後1年半かけて地域と意見交換会をしながら、今後の高校のあり方というのを検討していく期間としております。ただ地域によってはもっと早くというお考えの市町さんもいらっしゃいますので、そういったところは前倒しでできるような形。」
県教委は、2025年秋ごろから、それぞれの市町の学校関係者やPTAなどに対し、計画案に関する説明会などを実施し、早くて2028年度を目途に県全体の再編整備計画を策定するとしています。














