「パパとムスメの―」意外すぎる“役作り”とは

前半は、自身の俳優としてのキャリアについてじっくり語った。

「僕の俳優人生を変えた作品」として挙げたのは、石原プロモーションに移籍するきっかけになった「西部警察」(1979年ほか)、サングラスにダークスーツ姿が印象的な「あぶない刑事」シリーズ(1986年ほか)、そして新垣結衣演じる高校生の娘との“入れ替わり演技”が話題になった「パパとムスメの7日間」(2007年)の3作品。

中でも36歳の時に出演した「あぶない刑事」は舘の代表作の一つ。舘は“ダンディー鷹山”こと鷹山敏樹、柴田はその相棒・“セクシー大下”こと大下勇次を演じた。

2人の破天荒なバディぶりが人気の作品だが、舘は「『あぶない刑事』という作品は柴田恭兵くんのものだと思います。あのスタイルを作り上げたのは“恭さま”だと思います」「“ダンディー鷹山とセクシー大下”っていうのも、台本にはないんです。映画の撮影の時に、(柴田が)アドリブで言ったんです」と、意外な裏話を明かした。

「パパとムスメの7日間」は、オファーを受けた明確な狙いがあったという。「その時、僕には『あぶない刑事』のイメージがあったんですけれども、その時欲しかったマーケットは女子高生。彼女たちに支持されるのはすごく良いことだと思ったので、だったらやるべきだ、と。やる勇気があったんですね」と回想。女子高生らしいしぐさを身につけるため「女子高生を4、5人、ごはんに招待しましてね、ずーっと観察していたんです。そしたら少しずつ分かってきたんです」と、ユニークな役作りエピソードも打ち明けた。