■バレーボール ネーションズリーグ2026 男子予選ラウンド 日本 3ー2 アメリカ(日本時間28日、フランス)
世界TOP18チームが参戦しているバレーボールネーションズリーグで、男子日本代表(世界ランク5位)は、アメリカ(同3位)にセットカウント3ー2(18ー25、25ー21、20ー25、25ー22、15ー13)で勝利し、開幕から無傷の7連勝とした。
スタメンはキャプテンの石川祐希(30)、セッターに深津英臣(36)、アウトサイドヒッターに髙橋藍(24)、ミドルブロッカーに山内晶大(32)、エバデダン ラリー(25)、リベロは小川智大(29)が名を連ねた。オポジットは西田有志(26)が今大会初めてリザーブとなり、宮浦健人(27)が初のスタメンとなった。

開催地のフランスが記録的酷暑のため、一部ルールの変更があった第2週。対戦成績76勝138敗のパリ五輪銅メダルのアメリカを相手に、日本は第1セットから一進一退の展開。序盤はミドルブロッカー山内とラリーのクイックと、宮浦のスパイクで得点を重ねた。13-15と2点をリードされた場面で、高橋藍が強烈なスパイクをコートへ叩き込んだ。しかし、終盤に日本でプレーするトリー・デファルコ(29)のサービスエースなどで突き放され、18ー25で第1セットを落とした。
第2セット、日本は2-2の場面で高橋藍のフェイクセットから宮浦がスパイクを決め、会場を沸かせた。このセットも中盤まで点差が大きく広がることはなく接戦に。石川が巧みなスパイクでブロックアウトを取ると相手が苦笑いを浮かべる場面もあった。今大会日本チームの得点源となっている髙橋藍は高いレシーブ力も見せながら、着実にスパイクも決めていった。15ー17の場面では小川がスーパーレシーブを連発し、最後は石川が決め切った。19-20から高橋藍が3連続ポイント。これでリードを奪った日本が25-21でセットを取り返した。
第3セット、日本はサーブレシーブが乱れ、立ち上がりに4連続ポイントを奪われた。アメリカのオポジット、身長210cmのジェイク・ヘインズ(28)の強烈なスパイクを止めることができず、苦しい展開が続いた。6-10の場面で交代出場した西本圭吾(27)が今大会初得点を挙げ、チームを盛り上げるが、流れを変えることはできなかった。最後もヘインズに決められ、20-25で第3セットを落とした。
後がなくなった日本は第4セット、セッターに永露元稀(30)、ミドルブロッカーに西本、アウトサイドヒッターの富田将馬(29)がスタートから入った。序盤、髙橋藍にサービスエースが飛び出すなどリードを奪った。しかし、中盤で同点とされると再び一進一退の展開に。14-14の場面では髙橋藍がヘインズをシャットアウトし吠えた。さらに、21-21と終盤にもヘインズをブロック。勝負所でエースを止めた日本が25-22でセットを奪った。
15点先取の第5セット、5-5から富田がサーブで崩し、最後も自ら決めた。さらに、勝負所で高橋藍が爆発。次々と強烈なスパイクを相手コートに突き刺した。8-6の場面でリリーフサーバーの甲斐優斗(22)がエースを奪うと、勝利に向け加速した。終盤には髙橋藍のサービスエースも炸裂した。日本はフルセットの末に強豪アメリカを破り、開幕から負けなしの7連勝を飾った。
試合後、チームトップ26得点の高橋藍は「アメリカ相手にしっかり勝つことができたところでは自分たちの力を証明するところもそうですし、成長に繋がる大きな1戦になったんじゃないかなと思ってます」と試合を振り返った。第2週最終戦となる五輪連覇中のフランスとの試合に向けて「フランスにも勝ってこそ今日の勝利の意味があると思ってるので、しっかりと一戦一戦強い自分たちを目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。

次戦は日本時間29日午前0時から、地元フランス(同7位)と対戦する。※世界ランキングは試合前時点
ネーションズリーグは五輪と世界バレーに並ぶバレーボールの世界三大大会の一つ。男女共に世界のトップ18チームが集結し、最強国を決める。予選ラウンドは各チーム12試合を戦い、開催国と上位7チームの計8チームが決勝ラウンドへ進出。トーナメント形式で優勝チームを決定する。
【日本の得点(上位)】
髙橋藍 26点
宮浦 20点
ラリー 9点
石川 7点


















