鹿児島県内の60代の男性が警察官や検事を名乗る男におよそ4400万円相当の暗号資産を騙し取られました。

県警によりますと、被害にあったのは県内に住む60代男性です。

男性は今年2月、自宅の固定電話に電話があり、自動ガイダンスにしたがって番号を押すと、NTT職員を名乗る男に電話がつながり、「あなた名義で電話番号が勝手に契約され、特殊詐欺に使われている。このまま警察官に代わる」と言われました。

警察官を名乗る男からは「在宅で取り調べをする必要がある。スマートフォンを購入してほしい」と指示されました。

その後、男性はスマートフォンを購入し、LINEで連絡を取るようになりました。

そして警察官や検事を名乗る男から「お金を調べる必要があるので指定したアドレスに暗号資産を送金してほしい」などと言われ、男性は3月までの間に33回にわたって合わせておよそ4400万円分の暗号資産を送金しました。

男性がLINEで連絡が取れなくなったことを不審に思い、警察に相談したということです。

県警は、電話やビデオ通話で取り調べをしたり、捜査の名目で金銭を要求したりすることはないとした上で、電話で「捜査対象になっている」などと言われた場合は電話を切って警察に相談してほしいと呼び掛けています。