東日本大震災発生時、宮城県気仙沼消防署の指揮隊長を務めた男性が、救急救命士を目指す短大生に向けた講演で、命の大切さを語りました。

元消防士・佐藤誠悦さん(74):
「お前を捨てたわけではない、と妻のことを胸に秘め、消防という使命感に身を置き、活動することに決めました」

東日本大震災当時、宮城県気仙沼消防署の指揮隊長を務めていた佐藤誠悦さん。
仙台青葉学院短期大学で、救急救命士を目指す学生約40人に向け経験を話しました。佐藤さんは当時、津波で妻・厚子さんを亡くしながら被災地で活動したことや、人の命、そして自分の命を守る大切さを語りました。

佐藤誠悦さん:
「1から10まで指導されて消防官として活動しているのではだめだ。答えはどこにあるのか、全ての答えは現場にある」

講演を聴いた学生:
「これから消防士、救命士を目指しているものとして、大災害が起きる想定がされている中で、詳しく直接話を聞けたのは、本当に貴重な時間だったと思う」

講演を聴いた学生:
「佐藤さんの話を聞いて、自分の命を守ることも大事だし、周りの命を守ることも大事だし、今ある時間をきちんと大切に生きたいと思った」

また、佐藤さんの孫、葵さんも登壇し、今を大切に生き、大切な人に感謝を伝えてほしいと話しました。















