岸信夫前防衛大臣が議員辞職する意向を固めたことが分かりました。

岸前防衛大臣は2022年12月、後援会の会合で次期衆院選には出馬せず引退する意向を伝えていますが、関係者によりますと、2月にも議員を辞職する意向を固めたということです。

岸前防衛大臣は故・安倍晋三元総理の実の弟で、2004年に参議院山口選挙区で初当選し、2012年に衆議院にくら替えしました。2020年9月から2022年8月までは防衛大臣を務めました。辞職は、体調不良によるものとみられます。

岸前防衛大臣は山口2区選出で、安倍元総理の死去に伴って4月下旬にも見込まれる山口4区の補欠選挙とあわせ、ダブル補選になる可能性もあります。