日本列島に“ダブル台風”が接近しています。梅雨前線が活発化した影響で、24日、九州各地では大雨となりました。台風7号は、週末には九州から関東地方を直撃するおそれもあります。

日本列島に接近している“ダブル台風”。梅雨前線が活発化した影響で、九州各地では大雨となりました。

気象庁は24日朝、鹿児島県・薩摩地方で線状降水帯が発生したと発表しました。

夕方までの24時間に195ミリの雨を観測した薩摩川内市。茶色く濁った川の水が勢いよく流れ、あふれた水が道路にもひろがっています。

記者
「こちらでは道路が冠水し、車の前のあたりが水に浸かっている様子が確認できます」

水は住宅街にも迫り、車のタイヤがほとんど見えなくなるほど浸水しました。

車が浸かった人
「朝来たときは何ともなかったけど、もっと水がないくらいで、30分したらあっというまに『浸かってるよ』って。こんなん。来たけど何ともならない。まいった」

浸水した住宅では、取り残された住民の救助活動が行われました。

記者
「今、ボートに乗せられ、住民が助け出されました。赤ちゃんの姿も見えます」

救助された人
「家の中まで浸かっている。腰ぐらいまで」

この雨で、各地では土砂崩れの被害も…

記者
「コンクリートののり面が大きく崩れ、道路に散乱しています」

鹿児島市内の県道沿いでは、コンクリートののり面が大きく崩れ、住宅のフェンスが土砂とともに道路に散乱しました。

「お昼ぐらいじゃないですか、土砂降りになったりとか。こんな大きなものとは、想像以上のことでしたから」

長崎でも国道脇ののり面が崩れ、土がむき出しの状態に。

宮崎県椎葉村では、大雨の影響で路肩が崩れ落ち、全面通行止めになりました。

気象庁は、25日未明から昼前にかけて、九州北部に線状降水帯が発生するおそれがあると発表。引き続き厳重な警戒が必要です。

また、気がかりなのが、日本に接近中の“ダブル台風”です。

強い勢力で北上をしている台風7号は、25日から26日にかけて沖縄に接近。週末には九州から関東地方を直撃するおそれもあります。

そして、台風8号も、熱帯低気圧に変わる見込みですが、週末には関東地方に大雨をもたらすおそれがあります。