富山県サッカー協会が目指している初のサッカー専用スタジアムの建設。国内の先行事例には広島県のスタジアムがあります。富山にもつながる「まちの活性化」に向けた「スタジアムづくり」のヒントを取材しました。

お手本は「満員が当たり前」の広島

2026年5月、広島県のサッカースタジアムで行われていたJリーグ主催の視察・勉強会。

ヴィッセル神戸 谷さん
「ヴィッセル神戸の谷と申します。客単価をどこまで引き上げられるかとか」
サンフレッチェ広島 事業統括部長兼 事業プロモーション部長 山路瞬さん
「全体的な価格バランスっていうのを我々大事にしてまして」

全国各地のJクラブが学びに訪れる「エディオンピースウイング広島」。

ピッチと観客の距離は最も近いところで約8メートル、大迫力のプレーを間近で観戦できます。

広島市の中心部や原爆ドームから徒歩約10分という「まちなかスタジアム」です。

広島に新しいサッカースタジアムを作ろうという構想は、Jリーグ発足前から。

そしてスタジアム建設へ、表だって議論を始めてから約20年。

県民から「夢の器」とも呼ばれるスタジアムは2024年2月に開業しました。

オープンしてからは満員御礼の試合が続き、開業から3シーズン目となったことしの百年構想リーグでは収容可能人数2万8407人のところ、1試合平均2万6390人を記録。(前年比103.15%)

「満員がもはや当たり前」となり、経済効果は1試合あたり平均7億4000万円で、年間だと140億円以上にのぼります。