ロシア国防省は、ウクライナ東部の激戦地・ソレダルを制圧したと発表しました。

ロシア国防省は13日、ウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムト近郊にあるソレダルを12日夜に制圧したと発表しました。バフムトにいるウクライナ軍への補給路を断ち、封鎖が可能になるとしています。

ソレダルをめぐっては、民間軍事会社「ワグネル」の創設者プリゴジン氏がワグネルの部隊のみで全域を制圧したと主張していましたが、国防省は今回、「ワグネル部隊の勇気ある行動によって市街戦に勝利した」と述べるとともに、「軍による封鎖や砲撃など攻撃支援があり制圧できた」と強調していて、双方の主張には食い違いもみられます。

一方、ウクライナ側は戦闘が続いているとして制圧を否定しています。