1991年開始の「平和の礎」 戸籍焼失などハードルも

一家全滅や遺骨も見つからない戦没者も多い沖縄戦。4人に1人が命を落とした沖縄県民の間では、“生きた証”を伝えようとする強い思いがあります。

1991年に始まった、戦没者の名前を残そうという「平和の礎」建立事業。ただ一家全滅に戸籍の焼失。最大の課題は名簿の収集でした。

それでも事業を後押ししたのは、沖縄県民の思いです。

刻銘の申請者          
「調査漏れしていたから申告に来た。載せないと大変。俺の責任だからな」

そして1995年に迎えた除幕式。約5000人が参列しました。

遺族
「お家に遺骨も何もないでしょ。魂だけだから。きょうはもう泣きました、初めて」