認知症予防に!「初心者健康麻雀学校」

「みま~も桃園」の特徴的なイベントで麻雀未経験者のための「初心者健康麻雀学校」が毎週水曜日に開催されています。麻雀で高齢者支援とは意外な感じもしますが、「健康麻雀」は「賭けない、飲まない、吸わない」を基本ルールにしたゲーム麻雀で、「日本健康麻将協会」という全国組織もあり活動が広がっています。

「みま~も桃園」の「初心者健康麻雀学校」も老化予防、認知症予防、高齢者の社会参加などを目的に開催されています。この「健康麻雀学校」に行ってみました。会場になる桃園区民活動センターの一室には麻雀卓が6卓ならべられ、生徒の皆さん、約20名ですべての卓が埋まっていました。

イベントのきっかけを「みま~も桃園」副代表の朝倉才(まさる)さんに聞きました。

『他の地域で健康麻雀をやっているチラシを見て、うちの方でも取り入れたいなって思ったんです。それで大手保険会社が協会と提携して教室を開催しているのを知って、いちど参加させていただいて、これだったらできるなと、昨年、試験的にこの会場で開催しました。

そうしたらとても人気があって、今年の4月から毎週定例のイベントになりました。開催の効果として、ひとつは自宅からここまで歩いて来る。で、ここに来て参加者の皆さんと会う。会って会話をする。麻雀は手を動かす、頭を使う、認知症予防ですね。足腰にもいいし、頭にもいい、まさに「健康」ではないかなと思っています』(「みま~も桃園」副代表・朝倉才さん)

興味深かったのは、麻雀学校の生徒の大部分が女性ということです。最高齢が89歳、若い方でも60歳代の女性が、卓を囲んで実戦で麻雀ルールを勉強していました。約3時間、みなさん初心者なのでその時間で半荘1回しかできませんが、楽しそうに笑いながら新しいゲームに挑戦していました。女性の生徒さん、60代と80代の方に感想を聞きました。

『麻雀をやったことがなかったので、ぜひ習ってみたいと思いまして、参加することにしました。色々と分かりやすくご説明いただいて、本もいただいてるんですけど、覚えないといけないことが沢山で、今ちょっと頭がいっぱいになってます。でも、ここに通って来るたびに知識が増えてきてるので、ちょっとずつでも強くなれるといいなと思います』(60代女性)

『私88歳です。母の介護で30年間、家に引きこもってましたので、ここへ出てきて皆さんと何かする楽しさを知ろうと思って参加しました。「みま~もカフェ」とか「シアター」にも参加していて、そこから「麻雀学校」が加わりました。最初4つの牌から始めるんですけど、それからして難かしゅうございました。でも今はだいぶ覚えて13牌でやっています。毎回、くじ引きで卓を決めるので、いつも同じ方と牌を打つわけではないので、街で「あ、あの方、顔見知り」みたいな方が増えましたから、町を歩いていても、楽しゅうございます』(80代女性)

参加者のみなさんは笑顔がとても印象的で、講師の先生も「友だちができて、笑顔になるのが健康にとても良い」と強調していました。