あのロングセラー商品も“生”に…なぜ魅力を感じる?

どこか魅力を感じてしまう「生」という言葉。あのロングセラー商品も「生」になっているのをご存じですか?

株式会社ロッテ 新領域開発部 デザート開発課  土屋謙一朗 主査
「こちらがお菓子のチョコパイで、こちらが生チョコパイです」

ロッテの「生チョコパイ」(想定小売価格200円前後)はクリームの量が通常の3.5倍になった、ふんわり・しっとり食感の商品です。発売してから「チョコパイ」ブランド全体で3年連続過去最高売り上げを更新する人気ぶり(※2025年度)。

さらに、いま、明治のお菓子「生のときしっとりミルク」(356円)も話題になっています。カカオと生クリームを練り合わせる“生ねり製法”で、もっちり・ねっちりの新食感に!

ところで、なぜ「生」に魅力を感じてしまうのでしょうか?食文化の専門家に聞きました。

早稲田大学 ヘルスフード科学部門 矢澤一良 部門長
「(日本の)食文化からいうと生食、生で食品をとっていたという歴史は古い。海外で砂漠の奥では、生はなかなか食べられない。柔らかい、新鮮、風味が損なわれない、加工しないということが(日本では)受け入れられやすい」

日本人の“生好き”は約40年前の「生チョコ」から始まったとされ、今や食文化に溶け込んでいます。

早稲田大学 ヘルスフード科学部門 矢澤一良 部門長
「技術が進歩すれば『超生』という言葉がこれから出来てくるかもしれない。そういうことを含めると、『生』は一つのブランドになっている」