長野県内では、新型コロナウイルスに感染した10人の死亡が公表され、新たに2140人の感染がわかりました。

県によりますと、亡くなったのは65歳以上が9人、65歳未満が1人の合わせて10人で、全員に基礎疾患があったということです。

死者の公表は5日連続で亡くなった人の累計は751人となりました。

判明した新たな感染者は2140人で、保健所別では長野市が374人、松本市が244人、県管轄の諏訪が224人、上田が219人、伊那が207人などとなっています。

過去2番目に多かった先週の金曜日より1800人余り少なく、2日連続で前の週の同じ曜日を下回りました。

入院中の人は606人で、重症は4人、中等症93人となっています。

12日夜8時時点の確保病床使用率は、52.6%となっています。

13日夕方行われた県の専門家懇談会では、高齢の2人暮らしの世帯で受診を控えているためか重症化してから救急搬送されるケースがあったと複数の医師から報告があり、高齢者など感染した場合のリスクが高い人は、ためらわずに受診するよう注意喚起が必要との意見が出ました。