戦国時代から江戸時代初期にかけて要衝となった出水市の出水城跡が、国指定の史跡に指定される見通しとなりました。

国指定の史跡に指定される見通しとなったのは、出水市麓町の「出水城跡」です。文化庁などによりますと、出水城は、戦国時代から江戸時代初期にかけ、肥後=今の熊本と隣り合う要衝の城となり、薩州島津家や島津家本家の拠点でした。

シラス台地を削ってできた複数の高台で「山城」を築いています。南九州特有で、「群郭式」と呼ばれています。

江戸幕府の「一国一城令」で機能を失ったと考えられ、跡地からは当時の薩摩焼などが出土しています。

(出水市 岩崎新輔・文化財保存活用専門監)「(城跡が)きれいに残っているので、みんなに見てもらえるように整備したい」

国の文化審議会が19日、文部科学大臣に答申し、指定されれば、県内の国指定史跡は36件となります。