際立つ「小規模事業者の倒産」

2026年1〜5月の内訳は、塗装工事が56件、防水工事が24件です。負債額別では1億円未満が69件と全体の約86.3%を占め、小規模事業者の倒産が際立っています。

塗装・防水工事業界は、建築作業工程のなかでも川下に位置するため、工期遅れのしわ寄せやコスト高の影響を受けやすい構造にあります。コロナ禍以降は感染対策による効率低下や半導体不足に伴う住設機器の納入遅延により、工期遅延の影響を直接受けてきました。

その後も、高齢化による職人の引退などで人手不足が慢性化し、人件費や外注費が上昇。塗料・防水材などの資材価格も高騰し続け、事業者の利益を圧迫する状況が続いています。