【後編】「本当の友達は何十年たっても変わらない」―未来へのメッセージ
北朝鮮の拉致被害者・曽我ひとみさんは、母ミヨシさんへの思いを語った後、友人の大切さについて話しました。
「私は中学校を卒業するまで、特に仲の良かった友達が4人いました。保育園から中学校までの同級生が、男女問わずみんな仲が良かったのですが、その中でも特別に仲が良かったのは女の子です」
中学校を卒業するとそれぞれ別々の進路を歩み、以前ほど顔を合わせることがなくなりましたが、10年以上かけて育んできた友情は変わりませんでした。

それを確認できたのは、北朝鮮から24年ぶりにふるさとの佐渡へ帰ってきた時だったそうです。
「中学校を卒業してから30年近く交流が途絶えていたことになります。空港から当時の真野町役場に向かうマイクロバスの中で、役場の前で同級生が出迎えてくれていると聞かされました」
そこでとっさに頭をよぎったのは、「名前と顔が一致しなかったらどうしよう」という不安だったと曽我さんは言います。
ところが…。














