新潟県村上市の海で3日、男子高校生が溺れ、死亡した水難事故。
今回の事故の詳しいいきさつが分かってきました。

新潟海上保安部と消防によりますと、死亡したのは新潟県内に住む高校1年の男子生徒です。

男子生徒は3日昼ごろから友人6人と一緒に村上市の大川で遊んでいて、3人が河口付近の浅瀬に移動しました。

そのうち2人が足がつかないところまで行ってしまい、1人は自力で戻りましたが、男子生徒は沖合へ流されたため、午後2時20分ごろ、一緒にいた高校生が消防に通報しました。

【記者リポート】
「海は川と合流する部分で、特に波が高くなっています」

男子生徒は通報からおよそ30分後、河口から50メートルほどの沖合で漁船に救助されましたが、病院で死亡が確認されました。溺死とみられています。

【地元の人】
「かわいそう。夏休みでしょ、今」
「あそこは危ないよね、河口は急に深くなっているし。流されて戻ってこようと思っても、川の水で流されるから戻れないんだよ」

海上保安庁によりますと、河口付近では川からの『早い流れ』と海岸に沿って流れる『海浜流』などが組み合わさって、『河口流』と呼ばれる複雑な流れが発生します。そのため、河口付近の海で泳ぐのは危険だということです。

今回の事故で、高校生は全員ライフジャケットを着用していなかったということです。新潟海上保安部はマリンレジャーでの事故を防ぐためにライフジャケットを着用するよう呼び掛けています。