日本三景のひとつ、京都の天橋立でクマが出没。観光地の現場は騒然としました。

砂浜を走っているのは、クマです。10日午後4時半すぎ、京都府宮津市の天橋立で「熊が出て松並木の方に走っていきました」と通行人の女性から110番通報がありました。

警察などによりますと、クマは海を泳いで住宅街の方へ移動。雑木林の木に登っていたところ、府の委託業者が麻酔銃を撃って、午後10時半すぎに捕獲されたということです。

捕獲されたのは体長約1メートル37センチ、体重約97キロのオスの成獣のツキノワグマで、けが人はいませんでした。

観光地でのクマの出没に、目撃した人は・・・

「クマが近くでも出たいう話を聞いていたが、まさか自分の目の前を通るなんて思っていなかったのでびっくりした。(Q、これまで天橋立にクマが出たことは?)私は聞いたことがない」

栃木県宇都宮市では6月6日からクマの目撃が相次ぎ、一時、宇都宮市立の小中学校が休校を余儀なくされるなど、全国でクマ出没の影響が広がっています。

こうしたなか11日、大阪市では、環境省や国土交通省などの出先機関が近畿地方でのクマの被害や対策について話し合う会議を開きました。

(環境省近畿地方環境事務所・伊藤賢利所長)「西日本は東日本に比べると、危機感がまだまだ醸成されていませんから、そういうことも含め皆さんで共有させていただいて、しかるべきことをやっていこうかと」

次回の会議は秋ごろに開催される予定です。