急激なブームで・・・お茶農家は“複雑な心境”

『ひるおび』は、お茶で有名な埼玉県狭山市で15代続くお茶農家「奥富園」を取材しました。

狭山茶生産農家「奥富園」 奥富雅浩さん
「抹茶ブームは、日本を代表する抹茶が世界に受け入れられて非常に嬉しいですし、お茶を作っている一生産者としてもありがたいと思うんですけど、やっぱりちょっと急激にブームになりすぎました。」

「奥富園」では2024年12月頃から、アメリカ・ドイツ・フィリピン・タイなど海外からの新規注文の問い合わせが増え始めたといいます。

そこで、それまで2:1で生産していた「煎茶」と「てん茶(抹茶)」を1:1にして対応。抹茶の売れ行きは好調で、2024年と比べ2025年は2倍となりました。
しかし現在、新規の注文は全て断っている状況だといいます。

茶生産農家「奥富園」 奥富雅浩さん
「埼玉県は抹茶の工場自体がまだ一軒しかないのでそもそも抹茶を作る量の上限が決まっているような状況なんですね。
潤沢に受けられる状況だったらその分売り上げも上がるのに、ちょっと残念だなっていう。歯がゆいですね。」

日本茶ナビゲーター 酒井智子氏:
本当にいいものをたくさんの人に飲んでほしいというのは皆さん同じ気持ちで作ってらっしゃると思うんですけど、あまりに急な変化すぎて皆さん戸惑いが隠せないような状況ですね。