母親は「20回」、父親は「0回」──見過ごされる父親のSOS

また父親の場合、母親に比べ産前産後に助産師や保健師など外部から受けられる支援が圧倒的に少ないという現実もあります。
母親は妊娠期から産後1年にかけて、妊婦健診や産後の保健師の訪問、産後ケアなどで20回前後は支援者と接する機会があります。しかし、この期間に父親が支援の対象として声をかけられる機会はほぼゼロに近いのが現状です。
「限界まで頑張り続けてしまいやすい」構造
父親も妊婦健診などに同席することが増えてきていますが、以下のような課題があると竹原さんは指摘します。
▼妊婦健診に同行しても、父親は単なる「付き添い」や「タクシードライバー」のように扱われがち
▼支援者側もまだ父親を支援の対象として見ていない。支援の仕方を教わっていない
具合が悪くなりそうでも「大丈夫ですか?休むことも大事ですよ」と声をかけられ、ブレーキをかけてもらう機会がないため、父親は限界まで頑張り続けてしまいやすい構造があると竹原さんはいいます。














