フィリピン沖できのう8日発生した地震では、鹿児島県内でも最大20センチの津波が観測されました。現地では少なくとも37人が亡くなり、450人以上がけがをしました。

県内で暮らすフィリピンからの留学生はふるさとの被害を心配しています。

(カストロバーデ・メアリー・フランシンさん)「(ニュースを見て)大変と思って心が痛い」

鹿児島大学大学院で医療制度などを学んでいるカストロバーデ・メアリー・フランシンさん(28)です。

8日、フィリピン沖で発生したマグニチュード7.8の地震ではこれまでに37人が亡くなり、少なくとも4人が行方不明。450人以上がけがをしました。

カストロバーデさんの家族は震源に近いミンダナオ島から離れた島で暮らしており、全員無事と連絡があったということですが、ミンダナオ島近くに住んでいる友人1人と連絡がまだ、取れていないといいます。

(フィリピンから留学 カストロバーデさん)「小学校の友達は返事がない。今もない。(連絡が来るのは)きょうかな。神様お願いします」

地震の影響で、現地では1500棟以上の建物が全壊したとみられています。

カストロバーデさんのSNSは8日から、崩れた建物の写真や現地で不足している物資の投稿などであふれています。

(カストロバーデさん)「英語でテントがほしいというメッセージ。病院でテントが必要。(建物が)古いので安全じゃない。もっといっぱいの人が亡くなっているかも。そのことは考えたくない」

県内で暮らすフィリピン人はおよそ2800人で国別では3番目に多く、カストロバーデさんは現地の状況に鹿児島の人も関心を持ってほしいと話します。

(カストロバーデさん)「みんな怖かったと思う。フィリピンのことを思って(みんなに)祈ってほしい」