回転寿司でよく食べるネタ、15年連続1位に輝く「サーモン」!
実は今、ノルウェーやチリなど外国産が多かったサーモンに、「国産」の波が来ているんです。
水産研究・教育機構の推計では、養殖サーモンの国内生産量は、前年より1割増え、3万3000~3万4000トンと、過去最高となっています。
海がなくても養殖できる、そのワケとは?
サーモンの養殖・加工指導を行う、全日本サーモン協会代表のサーモン中尾氏に聞きます。
国産の養殖サーモンに脚光 鮮魚店や「スシロー」でも

千葉県の鮮魚店「石毛魚類」に、威勢のいい声が響きます。
「サーモン、サーモン、サーモン!静岡だよ、静岡、静岡!」
ケースに並ぶのは、静岡県産のサーモン。
この店ではこれまで、ノルウェー産やチリ産のサーモンを取り扱ってきましたが、中東情勢で外国産サーモンの値段が上がってしまいました。
ノルウェー産サーモンは、2月初めには100g429円で販売していましたが、現在は600円前後にまで高騰。
現在生サーモンは、100g480円程度で価格が安定している静岡県産にすべて切り替えたといいます。

国産サーモンは、お客さんにも好評です。
「いつも買う。サーモン美味いよね。脂がちゃんと乗ってるところがいいよね。値段も(外国産と)変わらなくなったから、いいかなと思って。」
「サーモンって栄養があるから、家族にも食べさせたいし、安心もあるしね。」
「静岡産って珍しいですよね。物流を考えても、国産の方が新鮮さがある。」
石毛魚類 千城台本店 山田央店長はー
「色目、脂、あと歯ごたえ。味も勝っていると思います。
鮮度感も違いますし。サーモンは人気の商品なので、できる限り(価格が)下がると助かりますね。」

大手回転寿司チェーン店「スシロー」では、5月に国産養殖生サーモンが主役のフェアを行っていました。
定番メニューのサーモンには海外産が多く使用されてきましたが、フェアに選んだのは、青森県産の生サーモンです。
スシロー調達担当者の戸崎泰史氏はー
「青森のサーモンに決めさせていただきました。国産で水揚げされたサーモンを一番いい状態でお店に届けて食べていただくのが、究極のサーモンだと思っております。
養殖技術は確実に良くなっているので、良い状態の魚が仕入れやすくなっているんじゃないかなと思います。」
養殖技術の進歩も後押しし、スシローでの国産サーモンの取り扱い量は約1.5倍となっています。
戸崎氏は、今後の展望についてこう語ります。
「海外向けにもぜひ売っていきたいですね。特に日本のブランドは海外でも人気ですし、チャレンジしていきたいと考えています。」














