高さ12.56メートル。南海トラフ巨大地震によって屋久島町で想定される津波の高さです。鹿児島県は被害想定を見直し、その速報値を明らかにしました。

県は南海トラフ巨大地震や鹿児島湾直下地震など、11の地震や桜島の海底噴火を対象に想定される被害を調査していて、きょう8日に開かれた有識者会議で速報値を示しました。

それによりますと、南海トラフを震源とする最大クラスの地震が発生した場合の津波の高さは、最も高い所で屋久島町の12.56メートル、西之表市10.28メートル、中種子町9.03メートル、南種子町8.64メートル、肝付町8.5メートルなどと想定されています。

また、薩摩半島の市来断層帯でマグニチュード7.2の県西部直下地震が発生した場合、建物の倒壊で予測される死者の数は、日置市290人、いちき串木野市220人、鹿児島市20人、薩摩川内市10人などとなっていて、今後は津波や火災による人的被害を追加する予定です。
(県有識者会議・地頭薗隆座長)「鹿児島県で起こりうる自然災害の中身を知って、さまざまな防災計画を立てていくことが大事」

県は被害予測の速報値を今週中にホームページに掲載し、今年度中に全体の調査結果をとりまとめることにしています。














