無期懲役を求刑 被害者の姉は極刑を望む

川村葉音被告(5日の法廷スケッチ)【この記事の画像見る】

5日の論告求刑で、検察側は、川村被告の犯行について「強盗や金品の要求は自発的な行動で、同調圧力とは説明できない」と指摘。情状酌量の余地はないとして無期懲役を求刑しました。

その直前には、被害者の姉が証言台に立ち、川村に対して「極刑」を望む意見を述べました

【長谷さん姉の意見陳述】

私は被害者の姉です。たった一人の可愛い、大切な弟が20歳という若さで殺されてしまったことは、受け入れ難い現実です。深い悲しみ、憤りです 。

眠れない日もある、子育ても余裕がなくなって、躁うつを繰り返している。生きる気力を失い、変われるなら変わってあげたい。絶望さえ感じます。

弟は姉御と呼んでくれていた。純粋な笑顔で呼んでくれた姿。もう1度、これからも呼んでほしかった。責任感があって頭もよく、文才もあっておちゃめで行動力もあった。尊敬できるところばかりの自慢の弟です。

高校生で叔父になり、私が出産するときも自分のことのように心配してくれた。生まれると、恐る恐る抱っこしてくれて、ひらがな、数字を教えてくれて、大きくなったら英語も教えてあげると言っていた。息子たちは大好きで会うたびに甘えていた。けれど、殺されてしまった。

息子たちも深く傷つき、たくさん涙を流していた。叔父に会いたいと今も口にすることが多々あります。強い憤りを感じます。