「身を削るしかない」イチゴ農家が毎年張り替えるフィルムの納品見通せず
鉾田市のイチゴ農家・鎌田充貴さん(48)。11月から始まる収穫に向けて、今イチゴの苗を育てている。

イチゴ農家 鎌田充貴さん
「デリケートでイチゴは弱い。暑さ・湿度に弱くて、収穫できるまでになるにはすごく長い道のり。消費者に食べていただく、それまでのドラマがすごい」
例年約100トンのイチゴを出荷しているという。しかし、次のシーズンに使うフィルムが、まだ調達できていない。
イチゴ農家 鎌田充貴さん
「イチゴに関しては毎年新しいもの(フィルム)を張り替えないとダメなのが一番大変」
「値上げは今まで何回かあったけど、納品できるかどうかわからないというのは経験したことない。すごく不安です」
イチゴのハウスに使っているフィルムは、保温性が高く太陽の光を通しやすいものだ。毎年10月にすべて張り替えるという。
約50棟分のフィルムが必要だが、まだ納品できるかわからないとメーカー側から言われている。

イチゴ農家 鎌田充貴さん
「納品されないと、これをまた使うしかない」
Q.昨シーズン使ったものを、もう一度使わないといけない?
「古いビニールだと汚れているから、(入る光が)弱くなっちゃう。そうすると経験したことないけど2~3割とか、もしかしたら50%とか、収量が落ちてしまう可能性が高い」
「保温性も悪くなるので(冬に)暖房を焚かないといけない。燃料費ももっとかかる」
「3割ぐらいすべてのコストが上がってる中で、3割生産量が落ちてしまったら、もしかしたら赤字になってしまう可能性もある。そしたら作らない方が良くなっちゃう」
無事にフィルムを張り替えられたとしても、不安は残る。

イチゴ農家 鎌田充貴さん
「納品されても値段が高くなってしまう、でも価格転嫁は難しい。農家の経営は身を削るしかなくなってしまう。同業者と集まっても、明るい話はあまりないですよね、いつも」














